• 私が2015年からやっている不動産投資の失敗、そこから得た教訓を紹介します。

不動産投資で借入を受けるメリット・デメリット

不動産投資をするにあたってローンを組む、大半の方は物件を買うにあたって自己資金では足りないので考えるまでもなく組むのが普通だと思います。
ただ、中には自己資金がたっぷりあってローンを組む必要のない方もいらっしゃるかもしれません。
じゃあ、そういう人でもローンを組むメリットはあるのか、デメリットはないかの観点で説明をしていきます。

結論:メリットは非常に多くあり。デメリットはそれほどありません。

まず手元に自己資金を(うまくやればほぼ全額)手元に残すことができます。
物件で何かしら問題、例えば入居者の退去や突発の修繕などが起きた場合、物件から収益が上がらなかったり、手元からいくらか支払うことになります。
手持ち資金を全額突っ込んでいた場合、どこかしから資金を手配しないと廻らなくなってしまうわけです。ローンを組んで手元に資金を残していれば不測の事態にも対応できるわけです。

次に収益性を高めることが可能です。
あなたが1000万円の自己資金を持っていたとして単純に価格1000万円、利回り6%の物件を買ったとして収益は60万円、
でも銀行から1000万円を金利2%で借りて同様の物件を2件買った場合、収益120万円で金利分の20万円を引いても差し引き100万円になります。
結果として1年間で40万円も多く利益を上げたことになります。
3件、4件、5件と増やしていけばさらに利益を増やすこともできます。

あとは、団体信用生命保険に入れることでしょう。
この保険は借りた人、つまりあなたがローンを組んでいる間に死んでしまった場合、あなたに代わってローンを支払ってくれる保険です。
保険によっては、がんや重篤な障害などにあった場合でもローンを肩代わりして完済するレベルのものもあります。
保険の掛け金は銀行の金利に含まれますので、あなたが別にお金を支払う必要はありません。

デメリットは借りた分の金利が費用として発生することでしょうか。
でも、この金利分の費用は経費計上することが可能ですので、いくらかは税金の還付で取り戻すことが可能です。

まとめ

ローンは積極的に計画的に組んでいきましょう。