• 私が2015年からやっている不動産投資の失敗、そこから得た教訓を紹介します。

不動産投資をするなら絶対に抑えておきたいリスクはこれだ!

不動産投資はヤヴァい!危ないぞ!と言われていますが、何がやばくて、危ないのか?不動産投資をしていない人なら、だれもが疑問に感じることだと思います。
そこで、私が都内のワンルームに不動産投資をして、これは絶対に頭に入れてコントロールしたいリスクについて紹介します。

抑えたいリスク:空室リスク、金利上昇リスク、災害リスクの3つ

他にもリスクはありますが、この3つに比べれば影響は小さいと私は感じます。
ひとつずつ解説します。

空室リスク

私が最も怖いのはこのリスクです。すべての原資となる家賃収入が途絶えてしまいます。これをどれだけ回避できるかがワンルームに限らずすべての不動産投資に言えることでしょう。
考えてもみてください。次に住む人が決まるまで自分でローンと管理費と修繕積立金を、文字通り自腹を切って払い続けるんです。おっかないでしょう。
だからこそ、必死になって空室になりにくそうなエリアを吟味して投資をするんです。不動産投資をするなら最も気を付けるべきポイントでしょう。

金利上昇リスク

借りているお金に毎年乗っかってくる利息の額が増えるリスクですね。こちらは月々のローン返済にボディブローのように効いてくるリスクです。ただ、金利上昇即ローン支払い増大とはなりません。
そんなことしたら破綻する人が出ることは銀行も予測してますから、数年おきの支払い額見直しのタイミングでもなければ何も問題はないんです。
ただ、問題なのは金利の上昇が、いつから始まっていつ終わるか?どこまで上がってしまうか?を見極めるのが極めて難しいことにあるんです。
そろそろ金利が上昇するぞ、よし物件を売ろう!手放そう!、みんな金利上昇を知っているから物件の買い手がつかない、あなたのローンは残ったまま金利上昇!!、支払いがぁ・・・となってしまうわけです。
空室リスクに比べればリスクは低いんですが、見誤ると本当に身動きが取れなくなって、最後には破産もありうるリスクといえるでしょう。

災害リスク

文字通り、地震や水害、事故に巻き込まれるリスクになります。最悪の場合、物件がなくなってローンだけが残るという笑えない事態になってしまいます。
リスク回避には火災保険、地震保険への加入が効果的ですが、入れば入った分だけキャッシュフローが悪化、マイナス化してしまいます。
行政のハザードマップなどを活用したり、旧耐震の物件は避けるなど、できるだけ災害を回避できそうな物件を選ぶようにしましょう。

他のリスクは本当に影響がない?

私自身まだ不動産投資を始めて10年未満なので断言こそできませんが、少なくとも住人の入れ替わり等で巨額の修繕費を請求されたりしたことは今までありません。
また、インフレやデフレ、不動産価格の下落のリスクについては、バブルで不動産価格がものすごく上昇した局面で家賃はほとんど変化がなかったことから、上記3つよりは低リスクとみなしています。
(そもそもインフレやデフレの局面なら金利への影響のほうが先に来ると考えます。)

まとめ

不動産投資をこれからはじめようとしているのであれば、空室、金利上昇、災害の3つのリスクは絶対に理解しましょう。