不動産投資をはじめたいが、一体どれくらいの年収からならローンを組めるのか?その点について、実際に都内区分マンションを4件購入した経験のある私が購入した当時の年収をお教えします。ついでに、マンションを購入できた以前にも2回(2件)ほど購入に至らなかった分もありますので、そこも含めて結論を言っちゃいます。
都内でフルローンにて中古区分マンションを購入する場合、私の経験上この条件を満足しているとスムーズに話が進められた実感があります。
ただ、これは絶対条件ではないことだけ覚えておいてください。私自身最初の1件目を購入した時は年収500万円ありませんでした。
けれども、その時の紆余曲折、苦労を思い出すと500万円という条件を強く推したいです。それでは、この条件を強く推す理由について解説していきます。
はじめて不動産投資物件を購入しようとトライして失敗した時と、1件目購入の時に話がありました。その当時は年収480万円程度であったため、銀行より一回目の失敗時は諸費用+物件価格の10%、1件目購入時は諸費用のみ頭金として出してねと条件を出されています。ちなみに、年収が500万円を超えてからは頭金を要求されたことはありません。
2件目の物件を購入した時、年収は500万円をぎりぎりで割っていました。でも、たまたまフルローンで購入することができましたが、金利は3.2%でお願いされました。
4件目の物件を購入した時、2件目と同じ銀行から同程度の規模の物件にフルローンで融資をしてもらいましたが、金利は2.6%になりました。
たかが0.6%と侮ってはいけません。35年ローンであれば総返済額が1割ぐらい違ってきます。
年収500万円と言いはしましたが、あくまで目安です。事実、私は不動産投資の記念すべき1件目を年収500万円未満の時に購入できています。でも購入がまとまるまでしんどかったです。
1回目の失敗の時も、銀行の人からは「20代後半であれば年収400万円台でもフルローンが出せたんですけどね~」と言われましたから、今あなたが条件を満たしていなくてもローンを組むことは不可能ではないはずです。また、年収600万、700万、それ以上の人であれば、もっと低金利でローンを組むことができると思います。
ただ、年収400万円を切ってしまうと、かなり厳しくなるようです。