• 私が2015年からやっている不動産投資の失敗、そこから得た教訓を紹介します。

初心者が不動産投資するなら

ズバリ!! 都内のにある中古の区分マンションをお勧めします。

理由は3つ

①値下がりしにくい
②手間がかからない
③辞めたいと思ったらすぐやめれる

①値下がりしにくい

普通、新築のマンションを購入すると即価格が下落します。
体感で1、2割といったところでしょうか。
これは、一度使えば中古扱いになるためです。
その後も(建物そのものの)価値は下がり続けるため、それを上回るペースで返済を進める必要が出てきます。
新築から購入する不動産投資では、この点を考慮して購入可否を決めなくてはなりません。

不動産を実際に運用している人なら、管理運用のコストにどれくらいお金が必要か、
わかるのですが、初心者にその判断をするのはとても難しい。

その点、中古であれば建物の価値自体は「中古」のままの扱いですから、
新築から「中古」に切り替わったときに価値が落ち込む心配はありません。

さらに言えば、築20年を超えたあたりから、建物の価値自体もそこまで下落しなくなります。
加えて、家賃自体も、20年を超えたあたりから下落傾向がほぼ納まります。
気になる方は、家賃検索サイトなどで、見比べてもらえばいいと思いますが、
20年を超えてからは、30年、40年でもほぼ同一の家賃設定がされているはずです。

建物の価格下落、家賃設定見直し作業を省ける点は、すごく楽です。

②手間がかからない

通常、区分マンションには管理組合と呼ばれる組織体が存在し、
管理組合がマンション管理を管理会社に委託しています。
そのため、区分マンションでは、共用部分の管理はその管理会社が行い、
区分を所有する人は、自分の区分占有箇所だけをケアすれば良いという話になっています。
共用部のトラブルは結構多い。この点をお任せできるのは大きいですね。

これが一棟ものだと、区分で共用部といわれるような部分の管理・運営も自分で行わなければなりません。
まあ、一棟まるごと管理委託をすることもできるわけですが、それを頼める業者がいるかという問題が新たに浮上します。
初心者にそれができるのか? できたとして、業者の良し悪し見分けられるか?

ふつうはできないです。私もできませんでした。
だから、不動産購入後に管理会社からもらった資料を見て、わからないところは質問して、理解を深めました。
そういった意味でも、区分は初心者にとって有利ではないでしょうか

③辞めたいと思ったら、割とすぐに辞めれる

不動産は、売りたいと思っても、そう簡単には売れません!
ですので「もう不動産投資は自分に合ってない。辞めよう」と思っても、
そう簡単には抜け出せないのが、この投資です。

ただ、都内の特に23区内であれば不動産取引の機会が多いので、辞めようと思ってからそこまでの時間を要せずに
不動産を手放して、足を洗うことも可能です。値引きも、そこまでしないでも、手を挙げる投資家はいます。
これが地方の物件だったりすると、処分に困って格安で手放す羽目になることも多々あるようです。