不動産投資ってすごい大きな金額を動かすだけに、このような心配はあって当たり前です。だから、今回私が「やってしまった!!」と思った失敗をお話しします。これから不動産購入を考えている人には、ぜひ参考にしてください。
物件が提案された時点で既に赤字になっている物件を購入してしまいました。不動産物件を紹介された方ならご存じの不動産営業の常套句である
にそそのかされて物件を購入してしまいました。確かに営業の言う通り税金の還付や死亡保険の解約で毎月の赤字を取り戻すことはできましたが、他にも固定資産税や物件に備え付けの家電が壊れた時の修理などにお金がかかることがあり、
年間の収支としては赤字になってしまいました。投資で安定した生活を手に入れようとしたら、支出が発生して先々不安になるという本末転倒な失敗ですね。
この物件は赤字の補填のために小遣いから毎月支払いしていて、とても苦労しています。
地方都市、特に田舎に住まわれている方なら「駅から徒歩10分なんて近いじゃん!」と考えられるかもしれません。私も地方出身なので、まさにその感覚で物件を購入してしまいました・・・が、もちろん都内でも徒歩10分を許容する地域もありますが、私が購入した地域では、これがネックになってしまうようです。
今住んでいる人が出て行ったら、家賃を下げないとお客がつかないと言われており、毎日「お客さん、住み続けてください!」と祈っています。
赤字で購入した反省を踏まえ、物件提案時に収支が黒字の物件を購入しました。おかげさまでこの物件は、毎月の持ち出しもなくローンの支払いも滞りなく、安心して日々を過ごしていました・・・。最初の1年間だけでしたが・・・。
1年ほど経過したある日、お手紙が届いて「エレベーターが壊れて交換することになりました。積立金が不足していますので来月から修繕積立費を3000円アップします」
ということで、収支は赤字になり、また小遣いから赤字を補填しています。
以上が私が物件を4つ購入して失敗だったと感じた話になります。ちなみにこれ以上「やってしまった」「失敗した」と感じたポイントはありません。
失敗の数が多いのか少ないのか、致命的かそうでもないか、感じ方は人それぞれだと思いますが、私自身は「不動産投資やってみて良かった。ただ、4件はやりすぎだったな。」と今は反省しています。
特に1の「収支が赤字の物件は購入してはだめ」は非常に重要です。みなさん分かっていても営業のトーク、話術に騙されてしまいがちです。ここには特にこだわって物件探しをしていきましょう。