不動産投資をはじめようと思い立って、いざ物件を見てみると様々な種類、形態の不動産物件が並んでいますけど、どのような物件を購入していけばいいのか?はっきり言って分からないのではと思います。
まずはボロ戸建てからはじめますか?いきなり億ションでも買いますか?それとも私のように、都内の区分からはじめてみますか?
わからないあなたに、投資用の不動産を選ぶのには何がポイントなのか、解説していきます。
あなたはきっと何かしらの目的があって不動産投資をはじめようと考えていると思います。それはきっと100人いれば100人みな違う回答を持っています。
仕事を辞めて好きなことだけをして生きていきたいのか、
毎月遠くまで旅行に行きたいのか、
山を一つ買って、そこでアウトドアな生活を満喫するのか、
ここを決めないと、どんな投資用不動産を購入すべきか答えを出すことができませんし、決めずに購入してしまうと「こうなりたい自分」へ最短距離で到達できなくなります。
重要なのは、なぜあなたは不動産投資をするのか?なのです。
「貴方がどうなりたいか」に明確な答えを出せれば、どれだけお金が必要かを出すことができるはずです。
この時、細かい金額まで出す必要はなく、おおよそで十分です。いずれ夢の形が変わったりすることもあるわけですから。
それよりも、こうなりたいから、これだけのお金が必要というのを明確にしておくことが重要です。
例えば、山を一つ買って、そこでアウトドアな生活を満喫するなら、まず山を買うだけのお金が必要。そこに毎月の生活費がかかってきます。
でも、アウトドアな生活を目指しているわけだから、おそらく山を買えれば、毎月の収入はわずかで十分になるかもしれません。
私の場合は、仕事をせずゆっくり過ごしたいのが夢なので、安い賃貸に住むか安い戸建てを買って住むか、そこに毎月の生活費があれば十分なので、
毎月15万円もあれば十分かもしれません。こうなると、年間200万円も不労所得があれば夢はかなうのかもしれませんね。
逆に毎月遠くまで旅行することを目標にするとなると、1回の旅行で100万円と仮定すれば年間1200万円。
さらに生活費がかかるので少なく見積もっても1500万円必要になります。
1500万円と200万円、買うべき不動産は全く違うものになってくるでしょう。
「こうなりたい」を実現するのに必要な金額をはじき出せたら、じゃあそうなるまでにどういった投資用不動産を買っていけばいいかを考えましょう。
この局面では、ご自身の今の状況というものを加味しないといけません。それも年収だけではありません。
ものすごく忙しい、時間に余裕がある、手先が器用だ、節約が得意、といったご自身の能力も結構重要になってきます。
なぜ、このような個人の特性を加味する必要があるのかというと、手先が器用であればボロ戸建てをリノベーションするとかできるよね、とか。
節約が上手ければ、日々の節約で貯金をして繰り上げ返済などを実施するといった戦略を打つようにするためです。
時間はあるけどお金がない人は、安い中古の物件を買って自分でリノベーションして、誰かに貸すのではなく自分で住んだりしてしまうのも手です。
その分だけ家賃が浮きますから、貯金に回すこともできます。
リノベーションした結果を写真に撮って、それをもって政策金融公庫に行って、次のボロ物件購入用の資金を借りたりした強者もいます。
なりたい自分になるのに必要なお金はわかったけど、そこに至るまでのプロセス、どうしたらいいかわからない方もいるでしょう。
おそらく、大半の方はそうなんじゃないかと思います。
では、それをクリアにするにはどうしたらいいか? きっと似たような夢をもって大家さんをやっていた人というのがいるんじゃないかと思います。
その人がどうやって、なりたい自分になったのかを勉強して、同じような道筋をたどればいいんです。
完全に同じ人はいないかもしれませんけど、似たような人はたくさんいるはずですし、難しければいろいろな人のいいとこどりして、プランを練るのもいいかもしれません。
「自分の夢」または「目標金額」+「大家」で検索すれば、ひょっとしたら自分と似たような場所から成功した人がひっかかるかも・・・しれません
私が初めて投資用不動産を買ったとき、その物件が自分の夢にどうつながっているか考えて買うということをしませんでした。
結果、投資用不動産としてはフルローンで買ったにもかかわらず毎月のキャッシュフローはプラスにはできていますが、想定よりも少ないフローになってます。
加えて与信枠を大きく使ってしまうことになったので、自分のやりたいこと、夢に対して遠回りになってしまっています。
もし、あなたがこれから投資用不動産を買おうとしているなら、自分の夢に最短距離で向かうことができる、そんな不動産が購入できることを祈ります。
ぜひ、投資用不動産購入前に自分のプロセス・戦略というものを持ってください。