• 私が2015年からやっている不動産投資の失敗、そこから得た教訓を紹介します。

不動産投資の「利回り」には表面利回りと実質利回りがあります。

物件情報には「利回り〇〇%」という情報が必ずと言っていいほど記載されています。
この利回りとは何か?ですが、ぶっちゃけると、不動産の本体価格の〇〇%が1年間で収入として受け取れる。という意味です。1000万円の物件で利回り10%なら、毎年100万円受け取れるということです。

ただし、実際には登記費用や仲介手数料が本体に上乗せされますし、毎月の管理費や修繕費用などが発生しますので、この数字というのは若干落ち込んできます。
そして、これこそが「表面利回り」と「実質利回り」の違いになるわけです。↓に整理します。

 表面利回り=1年間で不動産から得られる収入÷不動産の本体価格

 実質利回り=(1年間で不動産から得られる収入-月々の不動産の維持管理費×12)÷(不動産の本体価格+諸費用)

よく不動産屋から投資用不動産を紹介される場合、物件の情報紙に記載されている利回りというのは表面利回りであることがほとんどです。
たまに、表面利回りと一緒に括弧書きで実質利回りを併記してくれる親切な不動産会社もありますが、基本は自分で実質利回りを計算する必要があることを覚えておいてください。

といっても、計算する方法はそれほど難しくはありません。
上にも記載した通り、諸費用を不動産本体価格に足して、年間収入から不動産に年間でかかる費用を引く、そして割って100をかければ、その場で計算することはできます。

じゃあ、どれだけの実質利回りがあれば不動産投資はうまくいくのかについては、次の記事で紹介いたします。